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『makietaCC』新品・サイン本

¥3,300 税込

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226×283 mm / 88頁 / 写真54点 / 上製本
寄稿：フランツ・プリチャード（プリンストン大学東アジア研究科講師）
　　　伊藤貴弘（東京都写真美術館学芸員）
デザイン：田中義久、西倉美朔
発行：東京都写真美術館、2021年

個展「松江泰治 マキエタCC」（2021年11月9日～2022年1月23日）に合わせて制作された図録。

〈CC〉と〈makieta〉という2つのシリーズを紹介。
2001年から制作されている〈CC〉は、作家が訪れた世界各地の都市の諸相を克明に写し出す。画面全体にピントを合わせることで、奥行きが取り除かれ、画面上にあらゆるものが等しく存在している。
2007年から制作されている〈makieta〉（マキエタ）とは、ポーランド語で「模型」を意味する。実際の都市や自然を撮影した他の作品と同じルールで、世界各地の都市や地形の模型が写されている。
レンズを通して模型から立ち現れる風景には、現実と見紛うほどの精巧さがあり、両者の曖昧な境界は写真の本質を浮き彫りにしている。

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